春の女神シーズン、宮城でヒメギフチョウをクリアしたので、次はギフチョウを求めて新潟へ行ってきました。

今回は勝手知ったるポイントなのでゆったり運転していたら、思いのほか時間がかかってしまい、10時半頃の到着。
数日前から天気予報を確認して直前で日程を1日ずらして晴れの日を狙って来たのに、空模様は微妙な薄曇り。

何とも締まらないスタートです。

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ニホンアマガエル

到着早々に出会ったアマガエルと戯れながら、辺りを巡ってカタクリを確認。
しっかり開花しているので吸蜜源としては申し分なさそうです。

しかしこの薄曇り、ギフチョウどころかモンシロチョウとかコツバメの姿すらあまり見当たりません。
それでも、たまに訪れる日が差す一瞬にはギフチョウが飛んでいる様子を見ることが出来ました。
30分~1時間に1頭くらいの頻度で姿を現すのですが、なぜかカタクリで吸蜜する様子はなく、近づく前にどこかへ飛んで行ってしまいました。

だらだら待ち続け、12時頃にふわりと現れたギフチョウをネットイン!

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ギフチョウ♀

下草をツンツンつつくようにして飛んでいたので、もしやと思っていましたが、やはり交尾嚢のついたメスでした。
産卵場所を探していたのでしょう。

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交尾嚢は、かなり大きなうちわ型。
パキッと割れそうな見た目ですが、意外と固く、ちょっと触ったり引っ張ったりしただけではびくともしませんでした。

その後は追加もなく、14時頃に撤退を決意。

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ギフチョウ♂

去り際に、突然現れたギフチョウを奇跡的な網捌きで採集してこの日は終了となりました。
♂を採集してようやく気づいたのですが、♀のギフチョウは一回り大きいんですね。

とりあえずペアがとれたので、コンディションが微妙ななかで、なんとか成果を出せました。

今年はシーズン中にもう1ヶ所くらいギフチョウを探しにいきたいところ……。

それではっ!